MPLABの導入

PICはプログラマブルICというMicroChip社の製品です。
ラインナップがとても豊富で6ピンの小型なものから、数十ピンもあるものまで、 さまざまなPICが販売されています。そして、それらの開発環境は、MicroChip社から 無料配布されています。そこで、このページでは無料配布されているツール 「MPLAB」の導入について説明します。
また、PICについては後閑さんの電子工作の実験室に非常に詳しく書かれていますので、 あわせて参照することをお勧めします。

1.ダウンロード
 現在の最新版はここからダウンロードできます。 このhtmlを書いている時点での最新版は7.22です。(12/01現在、なぜかダウンロードできません。)
 と、ここまで書いておいてあれですが、最新版は使うべきではありません。あまりにもバグが多すぎます。 新しいロジックアナライザー的機能がついたりしていますが、原因不明のバグが多々みうけられます。
ということで、古いバージョンの使用をお勧めします。お勧めは、6.60です。 ダウンロードはここからできます。(12/01現在、ダウンロードページが行方不明になってます…)

2.インストール
 ダウンロードしてきたファイルは6.60ならzip形式になっているはずなので、適当な作業フォルダに解答します。 解凍ソフトはvectorなどでゲットしましょう。
するとインストールファイル「MPLABV~1.EXE」が出てくるので、選択してインストールに移ります。
後は適当にYesやNextを押していれば問題なくインストールできます^^;

3.使う
 インストールが終わり、再起動を済ませればすぐに使うことができます。

では、実際に起動してみましょう。


オープンニング画面の後、このような画面が出てくるはずです。 そしてこの画面でプログラムをどんどん作っていくことになります。

・設定
まずは使いやすいように設定していきましょう。
といってもたいした設定はなく、デバッガの設定くらいです。


Debugger-Select Tool-MPLAB SIM
と選択していきます。そうするとデバッガがMPLAB SIMになります。 これが一般的に使われている(はず)デバッガです。
デバッガとは、MPLABの場合、完成したプログラムをパソコン上でシュミレーションするものです。 これがないと作業性が非常に悪くなります。

・ワークスペースの作成
プログラムは単体のファイルからできているのではなく、たくさんのファイルからできています。 そして、それらをまとめて操作できるようにMPLABにはワークスペースというものがあります。 新しいプログラムを作るには、ワークスペースを作成しなくてはなりません。


画面真ん中付近の薄緑色のフォルダマークがぴかっと光っているアイコンをクリックします。 すると、


このような画面が出てきます。
ProjectNameには、自分の好きなワークスペースの名前をつけます。
6.60では日本語に対応していないので、アルファベットで名前をつけます。 ProjectDirectoryはプロジェクトを保存するディレクトリを選択します。 右のBrowseボタンをクリックすると選択画面になります。 このとき、できるだけ浅い階層のディレクトリにしましょう。 MyDocumentなどは深い階層で、MPLABがたまに正常動作しないことがあります。 なのでD:\MPLAB\などというフォルダを作ることをお勧めします。 そしてさらに、上でも書いたとおり、ひとつのプログラムにはたくさんのファイルがあります。 もし同じフォルダ上でたくさんのプログラムを作るとファイルが氾濫してしまいますので、 プログラムごとにフォルダを作成しましょう。僕の場合はD:\pic\testとしました。
ここでOKを押して次に進むと


このような最初の画面に似た画面となります。 このままでは、まだプログラムファイルが存在していないので、作成します。


左のほうにある、NewFileボタンを押すか、File-Newで新しいファイルを作成します。


すると、白紙のUntitiledという小画面がでてきます。 ここにどんどんプログラムを書いていくこととなります。 でもその前に、このファイルがワークスペースの一員であり、プログラムファイルであるということを 登録しなくてはいけません。そのため、まずはこのファイルを保存します。 保存するには何か書かないといけないのでとりあえず「;test」と書いておきます。 MPLABでは「;」と書くとその行のそれ以降の文字はコメントとして扱われます。 後は左上のフロッピーマークをクリックして保存します。 保存場所は先ほど作ったワークスーペースのフォルダに保存します。 保存名称はtest.asmなどにしておきましょう。基本的にファイル名は何でよいですが、 ワークスペース名と同じほうがわかりやすいです。あと、拡張子は.asmです。


次に、Untitledの後ろにあるtest.mcwという小画面を選択します。 そして、SourceFilesを右クリックし、AddFilesを選択します。
そうするとファイル選択画面が出てくるので、今作ったtest.asmを選択します。


するとこのようにSourceFilesにtest.asmが登録されます。 後はこのtest.asmにプログラムをどんどん書いていきます。 ちなみにtest.mcpの横に*がついていますが、 これは保存されているファイルから変更されたことをしめします。 なのでワークスペースを保存すれば*はきえます。 ワークスペースの保存は真ん中の方にある薄緑色のフロッピーマークをクリックします。

これで新規ワークスペースの作成が終わりました。
後は実際にプログラムを書いていくだけです。



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